みなさん、お久しぶりです。
‥早くも怠け癖が顔を出し、気付けば2ヶ月以上もブログをほったらかしていました。
インターネットの反響はすごいもので、色々な人から「最近ブログ更新していないみたいだけど、元気でやっているの?」と連絡を頂き、嬉しいやら申し訳ないやら、意外な人にも読まれている複雑な気持ちもありますが、とにかく大反省です(長谷川さん、すみません‥心を入れ替えます‥きっと) 。
さて、この2ヶ月はというと、正直、楽しいことばかりではありませんでした。
むしろ来てちょうど3ヶ月経った頃の3月上旬は、特に辛い毎日でした。
3ヶ月が経ち、周りからも「一通り出来て当たり前」と見られていることへのプレッシャーや、ミスをして周囲に迷惑をかけたくないという思いから、いつのまにか毎日の挑戦から逃げていました。
そんな受け身な自分が、自信の無さとなり、余計周りとのコミュニケーションを図るのが億劫になり、そんな負のスパイラルにはまってしまったような1ヶ月でした。
やっとそこから這い上がれたのには、あるきっかけがありました。
それは、唯一もうひとりいる、日本人上司の長期不在です。彼が3週間日本へ出張することになったので、その間の日本人のお客様の対応は、全て自分がこなさなければならなくなりました。
初めは不安でいっぱいでしたが、上司の出張の前日に言われた「失敗してもいいから、自分で考えて、自分で行動してみなさい」という言葉が、とても私を勇気付けました。その言葉には、もちろん責任も感じましたが、それ以上に自分らしく精一杯頑張ってやってみようという気持ちにさせられました。
上司がいない3週間は、色々なことがありました。お客様が急に高熱を出してしまったり、パスポートをなくされたり、クレームの対応や、ある従業員には、日本語で来ている商談メールの内容を英語に訳して欲しいと頼まれたり…。
そんな予想外の出来事を、慣れないながらも少しずつこなすことによって、何となく自分の「土台」が出来てきた気がしました。まだまだわからないことは、たくさんありますが、小さな経験を積み重ねることによって「知識」を蓄えると、自ずとそれを「応用」として発展させられる「コツ」を掴んできたような気がしました。
海外に来て4ヵ月半。ゼロからやっと一歩踏み出せたと感じる今日この頃です(長かった…) 。
まだまだたくさんの壁が待っていると思いますが、前向きに挑戦していきたいと思います。
…という真面目な文章とは何ともミスマッチですが、下記は先日ホテルスタッフといったGenting Highlands(高原リゾート)の写真です。
頂上までの3.4キロという長い道のりをロープーウェーで上ったのですが、そのちょうど真ん中あたりで、なんと急にロープーウェーが非常停止。宙ぶらりんの状態はたった5分くらいでしたが、生きた心地がしませんでした…。現地の友達は笑っていましたが、私は地上に足が着くまで放心状態…そして、宇宙から帰ってきた宇宙飛行士のごとく、一人静かに生還を喜んでいました。
生きているすばらしさを、まさかロープーウェーで感じられるとは…。
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by intern8
| 2009-04-21 03:38